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東急東横線の沿線に住んでいた私は子供の頃には国鉄線に乗る機会があまりありませんでした。
幼稚園の頃から小学校の低学年にかけて、
我が家では毎年夏休みに逗子に住む伯父の家へ遊びに行くことが恒例になっていました。
ですからその時だけは横浜から逗子まで横須賀線の電車に乗ることが出来たので
毎年夏休みを楽しみにしていました。
そんな思い出もあり70系電車は私の好きな形式の一つになりました。
平成7年頃にエンドウから70系の電車が発売になったので、
当時の編成を再現してみようと早速購入しました。
私がよく横須賀線に乗ったのは昭和32年から36年頃までです。
70系電車は昭和26年にデビューしており、
昭和31年からは基本編成7両+付属編成5両の12両編成で運転されていました。
その後昭和34年からは基本編成、付属編成ともに同じ6両ずつの12両に変更されています。
どちらの編成にしようかと迷いましたが
サロが2両並んでいる方が横須賀線らしくてよいかなと思い7両+5両の編成にすることにし、
まずは基本編成7両からそろえることにしました。
基本編成は横須賀側からクハ76+モハ70+サロ46×2+モハ70×2+クハ76となっていました。
このうちクハ76+モハ70はモハ53(43)+サハ48に置き換えられた編成もありました。
またサロも1両がサロ45に変わることもありました。
旧型国電はいろいろな形式が混ざっていたほうが面白いので、
ピノチオ製品を使用して東京寄りの2両をモハ53+サハ48に、
またサロも片方をサロ45にして変化をつけてみました。
横須賀線の電車の塗装は20系客車が登場してからは
青15号とクリーム1号に塗られるようになりましたが、
それ以前は青2号(青15号より少し緑がかったくすんだ感じの色)と
クリーム2号(クリーム1号よりもう少し黄色っぽい色)に塗られていました。
基本編成が7両の時代は旧塗装だったので、
日光の青2号とクリーム2号で旧塗装に仕上げてみました。
また車番等の標記も昭和34年以前の古い標記にしてあります。
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(2005年8月 S.N)