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「やくも」をどこで撮ろうかと歩いていたらやってきました。 中途半端なアングルでお恥ずかしい次第です。 |
平成18年3月13日 3457D 米子〜安来 |
このトップナンバーアルバムではキハ187形を紹介(2006年3月掲載)、 気動車とは思えない加速性能に驚きましたが、 普通列車用として同時に登場したキハ126形も十分に俊足でした。 調べてみると25キロまでの平均加速度は2.1km/h/sとあり、 221系の2.5 km/h/s、E235系の3.3 km/h/sには負けますがDMH17の時代とは別世界ですね。
さて、キハ126形は両運のキハ121形とともに平成12年(2000)から15年(2003)にかけて 29両が新製されています。 自治体の協力を得た山陰地区の高速化事業の一環で生まれたもので、 1次車は島根県、2次車は鳥取県から資金援助を受けています。 下関向きでトイレ付の0番台と京都向きでトイレ無しの1000番台で組み、 2次車はそれぞれ10番台、1010番台とされました。 1次車、2次車とも5編成、 両運のキハ121形9両は2次車とともに新製されていますが番号は0番台とされました。 20m級の車体、車内はクロスシート主体のセミクロスシートです。
エンジンはキハ187系と同じコマツの450PSですが、 キハ187系が2台搭載に対してこちらは1台です。 普通列車用なのでキハ187系で採用された振り子機能は搭載していませんが、 ボルスタレス台車による1台車2軸駆動とされています。 部品の共通化を目指して電車のシステムを取り入れていますが、 見た目では密着連結器が特徴でしょうか。
JR西日本は積極的な車体更新で車両の延命を図っていたので、 特に気動車の新形式が少ないですね。 キハ40形の更新の際はどんな気動車になるのでしょうか。 時代の流れからハイブリッド気動車になるのかな、愉しみですね。
(2021年6月 H・T)
トイレ無しの1000番台です。 |
平成18年3月13日 米子 |
智頭急行のHOT3503です。こちらも俊足です。 |
平成18年3月13日 鳥取 |