デハ8641は大井町・渋谷向きの先頭車で8641Fの1号車です。 8000系18-2次車として昭和61年12月に新製、 田園都市線、大井町線の共通予備車として5連で新製された4本の内の最終番号です。 新製時の所属は大井町線でしたが、 大井町線に8090系が転属すると平成元年1月に田園都市線に転属し8540Fと10連を組みました。 田園都市線に5000系が投入されると平成15年5月に大井町線に転属しています。
平成28年3月6日 高津
10連を組んだ時に通り抜けが可能なよう乗務員室を仕切れる構造となっています。 クハ8000形は編成の中間組込み対応な構造となっていましたが、 8500系はATC機器を乗務員室に置いたため、該当の4両だけが対応構造となっています。 奥まっている乗務員室のドアが識別点です。 8637F以降は乗務員室ドアの上がステンレス無塗装から化粧板に変更されています。
デハ0703は8641Fの2号車です。 8000系18-2次車として昭和61年12月に新製、 平成17年1月にシングルアームパンタグラフに換装されています。 8637F以降はクーラーが変更になり、キセの形状も変更されています。 車内は扇風機に代わりラインフローファンになりました。
平成29年7月23日 高津
サハ8978は8641Fの3号車です。 8000系18-2次車として昭和61年12月に新製。 大井町線用の車両には誤乗防止のステッカーが戸袋部に貼られています。 平成22年の撮影なので車端の黄色テープがありません。
平成22年12月30日 高津
デハ0807は8641Fの4号車です。 8000系18-2次車として昭和61年12月に新製。 大井町線への転属時に3号車寄り山側に車椅子スペースを設置、 車端ホロが取付られました。
平成29年5月5日 高津
デハ8541は8641Fの5号車です。 8000系18-2次車として昭和61年12月に新製。 平成12年に行先表示器がLED化されましたが、 大井町線への転属時に正面の表示器を先に転属した編成に供出し方向幕に戻りましたが、 平成20年11月にフルカラーLEDに更新されています。 平成18年3月に前面の帯をグラデーションタイプに交換しスカートを取付、 19年9月にはスカートのジャンパ栓蓋を改良しています。
デハ8541は乗務員室を仕切ることが出来ない通常の構造です。 従って、5+5の10連を組む場合には連結位置が限定されます。