デハ8634


デハ8634は渋谷向きの先頭車で8634Fの1号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。 昭和58年1月から田園都市線の10連化が始まり、 8631Fからは10連で新製される中、 この8634Fと8642Fは10連では新製されませんでした。 8634Fは7連で東横線の各停運用に入りましたが、 翌61年3月には17次車3両を組込み、田園都市線に移動しました。
平成29年6月12日 高津


デハ8778


デハ8778は8634Fの2号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。 行き先表示器は平成10年にLED化、17年10月にはフルカラーとなりました。 フルカラーの場合は駅名の文字が白色です。 田園都市線では2号車が弱冷房車、ドア横に表示のシールが貼ってあります。
平成29年8月17日 高津


サハ8967


サハ8967は8634Fの3号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。
平成29年8月20日 二子新地



平成13年に3号車と9号車に車椅子スペースが設置されています。 どちらも位置は上り寄りの妻板に向かって左側(山側)です。 この左側(山側)隅の柱には消火器が取付られていましたが、 右側(海側)に移設されています。 8534Fの座席モケットの色は赤系、 妻板の座席横にモケットと同じ布が貼られているのは8500系の特徴です。 網棚は新製時より網なのでブラケットに丸穴がありません。



デハ8894


デハ8894は8634Fの4号車です。 8000系17次車として昭和61年3月に新製。 16次車と17次車で組成されている8634Fは全車が準軽量車体です。 床下にCPが見えますが、HB-2000形の勇ましい作動音を聞くことができます。
平成29年8月20日 二子新地


デハ8789


デハ8789は8634Fの5号車です。 8000系17次車として昭和61年3月に新製。 8634Fは平成17年12月に車内のドア上にLEDの案内表示器が設置され、 車内放送が自動放送となりました。 案内表示器と自動放送はこの8634Fと8637Fの2編成だけの装備です。
平成29年9月9日 二子新地


デハ8886


デハ8886は8634Fの6号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。 新製時はユニットの相手がなくサハ代用とされ、 4M3Tの7連で東横線の各停運用に入っていました。 昭和61年3月に3両の17次車を組み込み、晴れて10連で田園都市線に移動しています。
平成29年9月9日 二子新地



8634Fの座席モケットの色は赤系です。 17次車までは新製時のモケットはワインレッドで感触の良いクッションでした。 その後、クッションはリサイクルを考慮した素材に変更になり、 残念な座り心地になってしまいました。 準軽量車体ですから、ドア間の座席幅は3,010mmの7人掛け、 1人当たり430mmです。



デハ8790


デハ8790は8634Fの7号車です。 8000系17次車として昭和61年3月に新製。 昭和62年10月に8635FからTOQ-BOX号(広告貸切編成)を引き継ぎ、 赤帯に加えイラストが前面と戸袋に描かれていました。 平成21年1月に側面のイラストを撤去、翌22年6月には正面のイラストも撤去されましたが、 側面の赤帯は残されました。
平成28年2月6日 高津


フルカラーの側面行き先表示器。急行は赤地、準急は緑地、文字は白です。 フルカラーの側面行き先表示は日本語と英語が交互に表示されます。



サハ8968


サハ8968は8634Fの8号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。 平成13年に7号車寄り山側に車椅子スペースが設置されました。
平成28年2月6日 高津



16次車から戸閉表示灯が横長のレンズに変わりました。 その後、15次車以前の丸いレンズもこちらのタイプに交換されています。



デハ8887


デハ8887は8634Fの9号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。
平成28年1月9日 高津


デハ8534


デハ8534は中央林間向きの先頭車で8634Fの10号車です。 8000系16次車として昭和60年5月に新製。 平成15年の東武線乗り入れに際しスカートを取付、 平成19年7月にスカートのジャンパ栓の蓋が変更されました。 平成20年11月には前面のフルカラー表示器を大井町線の8500系に供出、 平成22年6月には正面のTOQ-BOX号ロゴが撤去されました。
平成28年1月9日 高津