デハ8627


デハ8627は渋谷向きの先頭車で8627Fの1号車です。 8000系9-1次車として昭和52年10月に新製。 8627Fは9-1次車で6連を組み、開業して間もない新玉川線に投入されました。 当時の新玉川線所属車は8000系組込み編成が主流で、8500系純血編成は8627Fが2編成目でした。 この8627Fの投入で8616Fが東横線に転じています。
平成29年9月24日 高津


デハ8733


デハ8733は8627Fの2号車です。 8000系9-1次車として昭和52年10月に新製。 当時は、地下トンネルでのクーラーの使用がトンネル内の温度上昇を後押しすると言われ、 トンネル内でのクーラー使用を控えていた時代でした。 それ故、8627Fはクーラーキセだけで中身が入っていない冷房準備車で落成していますが、 昭和54年8月の田園都市線・新玉川線・半蔵門線の直通運転開始に合わせて冷房化されました。
平成29年7月21日 高津


サハ8917


サハ8917は8627Fの3号車です。 8000系9-1次車として昭和52年10月に新製。 新玉川線の開業に用意された6連11本のうち10本は編成を崩した8000系を中間に挟んでいました。 この10本はサハ8900の代わりにクハ8000が入っていましたので、 サハの番号が編成番号よりも10番も若いことになった次第です。
平成29年7月14日 二子新地


デハ8871


デハ8871は8627Fの4号車です。 8000系15次車として昭和58年11月に新製。 15次車ですので準軽量構体、クーラーキセには凹みがあり、車端の座席幅が1600mmです。 ユニットの相手は5号車のデハ8764です。
平成29年7月18日 二子新地


デハ8764


デハ8764は8627Fの5号車です。 8000系15次車として昭和58年11月に新製。 15次車ですので準軽量構体、クーラーキセには凹みがあり、車端の座席幅が1600mmです。 ユニットの相手のデハ8871とともに8627Fの10連化要員でした。
平成29年8月18日 二子新地


デハ8898


デハ8898は8627Fの6号車です。 8000系18-1次車として昭和61年8月に新製。 新製時はユニットの相手のデハ8794とともに8604Fを10連化しています。 同じ18-1次車の8637Fでは冷房が変わりましたが、 増結要員の新製車は従来通りの扇風機仕様です。 8604Fの廃車時に8627Fの8連化要員であった11-1次車のデハ8839と差し替えられました。 6号車ですが、エアータンクが見えますのでCPが残されているようです。
平成29年7月20日 高津


デハ8794


デハ8794は8627Fの7号車です。 8000系18-1次車として昭和61年8月に新製。 新製時はデハ8898とともに8604Fを10連化しています。 8604Fは平成18年に廃車、デハ8794-デハ8898以外の8両はインドネシアに転じています。 このデハ8794は9-1次車のデハ8734と差し替えられました。
平成29年7月10日 高津


サハ8939


サハ8939は8627Fの8号車です。 8000系11-1次車として昭和55年3月に新製。 デハ8839とともに組込まれ8627Fを8連化しました。 同期のデハ8839は8604Fから移ってきたユニットに置換えられて先に廃車になっています。
平成28年2月6日 高津


デハ8820


デハ8820は8627Fの9号車です。 8000系9-1次車として昭和52年10月に新製。 新製時はデハ8734とユニットを組み、デハ8527が単独Mでしたが、 8連化の時にデハ8527とユニットを組むようになりました。 平成2年から8630Fまでの9号車は、8号車側の妻板に貫通扉が設置されています。 デハ8700の両開き貫通扉とは異なり、狭幅の片引戸で戸袋部の窓が塞がれました。
平成28年10月29日 高津


デハ8527


デハ8527は中央林間向きの先頭車で8627Fの10号車です。 8000系9-1次車として昭和52年10月に新製。 新製時は単独Mでしたが、8連化の時にデハ8820とユニットを組むようになりました。 8627Fは平成12年に方向幕のLED化、13年に車端ホロが取付られています。 また、先頭車は平成15年にスカートがつきました。
平成28年10月29日 高津