デハ8621


デハ8621は渋谷向きの先頭車で8621Fの1号車です。 8000系8次車として昭和51年に新製。 8次車4両に8037Fから2両を加え、 翌年の新玉川線開業用に6連を組んでいます。
平成28年6月25日  高津駅


デハ8727


デハ8727は8621Fの2号車です。 8000系8次車として昭和51年に新製。 8621Fの8次車4両は冷房準備車として落成、 昭和54年に冷房化されています。 新製から昭和55年まで3号車にはクハ8037が組まれており、 狭幅貫通路アダプターが取付られていました。
平成28年6月25日  高津駅


サハ8941


サハ8941は8621Fの3号車です。 8000系12-2次車として昭和55年に新製。 3号車のクハ8037と差し替えられました。 クハ8037は、8622Fから抜いたクハ8038、 新製された中間車5両とで7連を組んで東横線に復帰しました。
平成29年6月15日  高津駅


デハ8858


デハ8858は8621Fの4号車です。 8000系14次車として昭和57年度に新製、デハ8756とユニットを組みます。 13次車からは準軽量構体ですが、14次車から屋根の絶縁塗装の範囲が広がっています。 デハ8756とともに8621Fの10連化要員でしたが、 立て続けに8連化、10連化と行ったため、この4両が同じ14次車です。
平成29年7月20日  高津駅


デハ8756


デハ8756は8621Fの5号車です。 8000系14次車として昭和57年度に新製、デハ8858とユニットを組みます。 8621Fは昭和57年10月に8連化されていますが、 翌58年1月のダイヤ改正で10連化されました。 10連化用のユニットは、新製後に10連で試運転を行ったあと一旦抜き取って8連に戻し、 ダイヤ改正時に再び10連とされました。 この工程上から入籍が年明けの昭和58年1月とされました。
平成29年7月29日  高津駅


デハ8849


デハ8849は8621Fの6号車です。 8000系14次車として昭和57年に新製、準軽量構体です。 サハ8957とともに8621Fを8連化しましたが、 ユニットの相手はデハ8137でした。 8500系のM2車はCPと蓄電池を持ちますが、 10連化後に6号車のCPは撤去されています。 このデハ8849はCPの枠だけ残っています。
平成29年7月29日  高津駅


デハ0705


デハ0705は8621Fの7号車です。 8000系18-2次車として昭和61年に新製。 デハ8849とユニットを組みますが、 10連化後も7号車に残っていたデハ8137を置換える増備でした。 18-1次車の8637Fからは扇風機に代わりラインフローファンになりましたが、 扇風機編成に組み込む場合は従来通りの扇風機で製造されています。
平成29年8月4日  高津駅


サハ8957


サハ8957は8621Fの8号車です。 8000系14次車として昭和57年に新製、準軽量構体です。 デハ8849とともに組込まれ8621Fを8連化しています。 準軽量車は、座席がそれまでのドア間8名から一般的な7名に変更されています。 ドア横に立てないようスペースを作らなかったのですが、 実際にはドア横に立つことを阻止することができず、 座席も8名で着席すると余裕がなく、失敗を認めた形になりました。
平成29年6月20日


デハ8819


デハ8819は8621Fの9号車です。 新玉川線開業用に昭和51年に新製された8000系8次車です。 昭和52年4月7日の新玉川線開業までは暫定的に東横線で使用されました。 新製時はデハ8137とユニットを組みますが、 8621Fの8連化の際に、 それまで単独使用だったデハ8521とユニットを組むよう変更されました。
平成28年3月6日  高津駅


デハ8521


デハ8521は8621Fの10号車です。 8000系8次車として昭和51年に新製。 8621Fは平成13年に方向幕をLED化、平成15年にスカートが取付けられました。 平成13年4月に初期車の5両が車体更新を受けていますが、 8500系の更新はこの8621Fが最後となりました。 更新して長く使う方針が変更され、新製車に置き換えることになり、 翌14年に5000系(二代目)が登場しています。
平成28年3月6日  高津駅