頸城鉄道 -その11-
−花ケ崎−


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 頸城鉄道のストラクチャーシリーズ第5弾。



    − 花ケ崎−  

 花ヶ崎は鵜ノ木と同様な停留所だが、鵜ノ木が畑の真ん中にとけ込むようだったのに対し、花ヶ崎は周囲に人家もあり、前は水田に面し、背面には木立を背負っていたので、雰囲気はだいぶ異なる。
 ホーム上の待合室も鵜ノ木とよく似ていたが、奥行きはこちらの方が深く、側面にはトタン張りの物置が増築されているため、ややちぐはぐな感じがする。
 風(雪)よけの板を前面に取り付けられるようになっていたのが特徴で、冬季には小さな入り口を残して板で塞がれるので雰囲気ががらっと変化した。



    − 夏姿−  


物置ばかりが目立つ
正面から見ると鵜ノ木とよく似ている
ホームから大池方面を見る
待合室内から
待合室の側面と背面



    − 冬姿−  


風(雪)よけの板を取り付けた姿
板を貼っただけで雰囲気がずいぶん変わる


左は鎮守の森
 花ケ崎を出た列車は左手の鎮守の森を抜けると、また遮るもののない畑の真ん中へ進む。
 停留所周辺の民家も周囲には防風(雪?)林と思われる林に囲まれていた。この辺りは風の通り道なのだろうか?

 鵜ノ木では待合室が南向きだったので覆いが無く、花ケ崎は待合室が北に面しているので風(雪)よけが必要だったのかもしれない。



  次回は大池周辺を紹介する予定です。




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