トップナンバーアルバム

由利本荘行きYR-3001です。バックに鳥海山が見える場所ですが、この日は霞んでいました。
2022年 9月17日 西滝沢〜久保田

堤を駆け抜けるYR-3001です。
2022年 9月17日 曲沢〜黒沢


 私は乗りつぶしは「ついで」なのですが、それでも国鉄の路線は15000キロほどは乗りました。 友人のT・Oはせっせと乗りつぶしに励んでいて完乗が視野に入ってきたようです。 今月の友情出演は、私が乗ったことのない由利高原鉄道のYR-3001をご覧ください。
(2023年11月 H・T)
 今回のトップナンバーは由利高原鉄道のYR-3001です。
 由利高原鉄道は、国鉄再建法により廃止となる秋田県を走る矢島線 (由利本荘駅〜矢島駅)を引継ぎ、 1985年(昭和60年)から営業運転を始めた第三セクターです。
 YR-3001は、開業時から導入されていたYR-1000形、 YR-1500形(2000〜2004年にYR-1000形のエンジン換装と冷房化工事を受け、 YR-1500形に形式変更された車両。 なお、1両が改造されずYR-1000形のまま廃車となりました。) 老朽化で置換えるため、2011年から1両ずつ、合計 3両が日本車両製造で製造されました。 18m級の気動車で松浦鉄道のMR-600形をベースに、 耐寒仕様と身障者対応トイレ設置などバリアフリー対応化が施工されています。
 ところで、松浦鉄道のMR-600形は遡れば、真岡鉄道のモオカ14形2次車と同型です。 この形式、富士重工業が開発したLE-DCシリーズでしたが、 モオカ14-1と14-2を製造後富士重工業が鉄道車両部門から撤退、日本車両製造に引継がれ、 一部仕様を変更しモオカ14形2次車として登場した経緯があります。
 YR-3000形は白を基調にしていますが、 車両ごとにアクセントカラーと内装色が変わりYR-3001は緑、YR-3002は赤、 YR-3003は青となっています。 電気指令式ブレーキが採用されたため、新潟鐵工所製のYR-2000形とは併結できません。
 由利高原鉄道といえば、鳥海山をバックにした写真が有名なので、 また機会があれば再訪し撮りたいと思っています。
(2023年11月 T・O)

この時間帯は、YR-3001とYR-3002が運用に就いていました。 YR-3003やYR-2000形は矢島の車庫で休んでいました。
2022年 9月17日 曲沢〜黒沢