トップナンバーアルバム

平成16年1月7日 仲町台 撮影:T・O


 横浜市営地下鉄は昭和47年12月に伊勢佐木長者町-上大岡間で開業、 以来延伸を重ね現在グリーンラインと名付けられた湘南台-あざみ野間40.4kmの営業キロは 大江戸線に次いで2位の長さだそうです。
 新横浜、横浜、関内、伊勢佐木町と市内の主要地を結んでいるのですが、 不思議なことに都内に住んでいた当時はあまり用のない路線でした。 それは湘南に住んでいた友人のT・Oも同じで、若い頃には馴染みの薄い車両であり、路線でした。
 ところが、都筑区に住いが移り毎日利用するようになると、 俄然地元意識が芽生えたのは自然の成り行きなのでしょうか。 そんな時に、開業以来の1000形の引退が発表になり、T・Oとトップ捕獲に出撃となりました。
 さて、ハマのゾロ目トリオで解説した通り、横浜市の符番はちょっと変わっており、 千の位が形式、百と十の位が編成番号、一の位が号車を表わしています。 ということで1000形の第1編成の1号車は「1011」となり、これ以上若い番号が存在しないのが特徴です。 開業時は3連でしたが、Mc(1号車)+M(2号車)+Tc(6号車)と当初から6連化が予定されており、 M(4号車)+M(5号車)を入れ5連化、T(3号車)を入れ6連化と路線の延長とともに編成が強化されています。 平成20年のグリーンライン開業ではブルーラインのワンマン化で要員を確保することとなり、 ATO、ホームドアの導入から引退が決定的になり、16年から3000形に置き換えの形で廃車が始まり、 18年に形式消滅しました。
(2008年12月 H・T)



平成16年1月7日 仲町台 撮影:H・T


平成16年1月7日 仲町台 撮影:H・T



開業記念切符 開業時は3連でしたが既に6連で描かれています