2003年5月24日 長津田駅
Y000系は横浜高速鉄道こどもの国線用の車輌です。こどもの国線はその名のとおり
横浜市青葉区にある「こどもの国」への来園者輸送を目的に1967年に開業しています。
路線の建設にあたっては旧日本軍田奈弾薬庫への引込み線跡地が一部使われました。
開業当初は社会福祉法人こどもの国協会が施設を保有し、電車の運行は東京急行電鉄が
行っていました。
その後、沿線人口の増加に伴い通勤線への転換が図られ、鉄道施設もこどもの国協会から
横浜高速鉄道へ譲渡され現在に至っています。
Y001のそっくりさん東急3000系
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電車の運行は開業から一貫して東急が行っています。
(東急が鉄道事業法で言う第ニ種鉄道事業者、
横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者となっています。)
Y000系は2000年3月の通勤線化の前年1999年に登場しました。
3ドアであること以外、外観は同時期に登場した東急3000系とそっくりで、
3000系同様VVVFインバータ制御を採用しています。現在、Tc+Mcの2輌編成3本が
在籍しています。Y001は長津田寄りのTc車で、Mc車Y011とペアを組んでいます。
(2004年6月 T.O)