平成14年4月14日 大井町線等々力駅
8000系は東急初の20m車として昭和44年11月にデビューした4扉のオールステンレスカーで、
昭和63年までに187両が製造されています。当初は東横線に投入され、3M2Tの5両編成で使用
されていました。電動車はパンタ付きの8100型とパンタ無しの8200型が1ユニットとなるの
ですが、8100型は4個モーターで直列制御のみを行い1M単独で使うことができます。
現在では東横線に8両編成、大井町線に5両編成が使われておりますが、このトップナンバーは
1次車のみの5両編成に戻って大井町線で活躍しています。
8000系は昭和46年から冷房化が始まりましたが、当初は冷房準備車と称するカバーだ
けを着けた編成が走っていて、夏の暑い日に冷房車が来たと喜んでいると裏切られた
ことが何度もありました。(2002年9月S・N)