トップナンバーアルバム

東武の日比谷線乗入れ用20000系トップナンバー編成の先頭、クハ21801です。
2016年2月7日 せんげん台〜大袋

東武は千の位が号車です。写真は、トップナンバー編成8号はクハ28801です。
2016年2月7日 せんげん台〜大袋

20050型のクハ21851です。見づらいですが、先頭車と2両目が5扉車となっています。
2016年2月7日 北千住〜南千住

20070型のクハ21871です。3扉車に戻りましたが、パンタがシングルアームとなっています。
2016年2月7日 北千住〜南千住


 日比谷線特集(?)のもう1本は東武の20000系です。 東武の車両はほとんど撮ったことがなかったのですが、 新車が営業に入り始めたので、葬式鉄にならぬ前にT・Oと撮りにでかけました。 今は運用掲示板という便利なものがあり、トップナンバーも簡単に狙えるようになりました。 ブルトレを撮りに東京駅に通った時にはこんな便利なものはなく、 36枚撮りフイルムで14両または15両全部を撮れるよう気をつけていたものです。
(2019年7月 H・T)
 東武鉄道は、営団日比谷線と相互直通運転をしていますが、 営団が3000系を03系に置き換えるのに合わせて、 ほぼ同時期の1988年(昭和63年)から2000系を20000系に置き換え始めました。
 車体と編成構成は、当時の日比谷線規格に合わせ、 18m3扉車で6M2Tの8両編成となっています。 主回路制御は、10030系に準じて、自動界磁励磁のチョッパ制御です。 1988年(昭和63年)から1992年(平成4年)まで8両編成X13本、104両が落成しました。 1992年からは、主回路制御にVVVFインバータ制御が採用し、 さらにラッシュ対策として編成の両端各2両を5扉車へ仕様を変更した車両が登場しました。 東京メトロ03系とは異なり、東武では50番台を付与し20050型とし、8両編成×8本製造されました。 そして、日比谷線増発用に8両編成×3本が1996年(平成8年)〜1997年にかけ製造されました。 もちろん、VVVFインバータ制御ですが、ラッシュ対策で登場した5扉車は東武20050型、 東京メトロ03系で必要所定数に達していたため、3扉に戻されています。
 03系でも述べましたが、東武スカイツリーラインと日比谷線とを直通する車両について 新車投入と日比谷線のホームドア設置が発表され、東武20000系は、 2019年度中に日比谷線直通運転から撤退します。 東京メトロ13000系と共通設計の70000系の4扉、20m×7両編成に置き換えられます。 20050型、20070型VVVFインバータ制御車両は、Tc+M1+M2+Tcの4両編成に組成され、 宇都宮線、南栗橋以北の日光線の8000系を置き換えることとなりました。 不足する先頭車Tcは、20000型からも改造され、21801は21423へ、28801は24423へとなりました。 トップナンバー編成の中間車は2018年度に廃車されました。
 東武の車両は、あまり縁がなかったのですが、結果として、 私鉄の103系と言われた8000系が廃車となることはチョット寂しく思います。
(2019年7月 T・O)