トップナンバーアルバム

妙高高原に到着するET127-1(手前)とET126-1(奥)です。
2022年11月 6日 妙高高原駅
直江津駅に停車中のET127-1(Mc)+ET126-1(Tc)。 ドアや窓などは今の電車ですが、上手くラッピングされており、昔の新潟地区を走っていた電車の雰囲気がよく出ています。
2022年11月 6日 直江津駅
ET126-1。ET127系の前面窓ガラスは、屋根縁までありますがこれもラッピング処理が上手く違和感ありません。 企業広告ラッピング車ですが、前面ドアの行先表示板部分や側面に小さく表示され、主張が強くなく「いい感じ」です。
2022年11月 6日 上越妙高駅
東京メトロの銀座線のレトロ調ラッピングと同様によく出来ていますね。 撮影:H・T
2022年11月 5日 直江津駅
「田島塗」という呼び方を聞いて、「新潟色ってそんな呼び方あったの?」と思ったら、 スポンサーの企業名でした。 撮影:H・T
2022年11月 5日 直江津駅
近くで見ると、巧みなラッピングに唸ってしまいます。 撮影:H・T
2022年11月 6日 直江津駅


 2017年、新潟地区の115系に旧型国電時代の新潟色を纏った編成が登場しました。 この新潟色、115系にも似合っていると思っていたのですが、 2021年になると115系の後継車の127系にも新潟色が加わりました。 しかし!この127系がJR東日本ではないと気がついたのは最近のことでした。 迂闊でした。
 今月の友情出演はトキ鉄のET127を私の写真とともにご覧ください。 (2023年1月 H・T)


ET127系の形式は、「ET127-車番」と「ET126-車番」で種別やクラス標記がありませんが、 新潟色ラッピング車は国鉄時代の雰囲気を醸し出すため、「クハ」などの標記を入れています。
2022年11月 6日 妙高高原駅
正式な形式番号表記です。写真はET126-1車内表示。
2022年11月 6日 直江津駅
 今回のトップナンバーは、えちごトキめき鉄道のET127-1とET126-1です。 実は、この車両を以前、JR東日本の クモハE127-1とクハE126-1として取り上げています。 しかし、第三セクターへ譲渡され、さらに鉄道ファンにとって「これは!」というラッピング車両となりましたので、再度登場です。
 さて、えちごトキめき鉄道は、2015年(平成27年)、 北陸新幹線の金沢まで延伸開業で並行在来線を第三セクター化する方針通りに、 新潟県内を走る信越本線の妙高高原〜直江津間と北陸本線の直江津〜市振間を引き継ぎました。 信越本線の妙高高原〜直江津間を「妙高はねうまライン」と名付け、この線区に投入されたのがET127系です。 この車両は、JR東日本の新潟地区で運用されていたE127系で、えちごトキめき鉄道へ2015年(平成26年)に、 2両編成10本が譲渡されています。開業当初はカラーリングが間に合わずJR時代のままの車両もいましたが、 現在は妙高山の山並みをイメージした緑色の稜線を表したシールを裾周りに施しています。 さらにV1編成(JR時代と同じ番号)ET127-1(Mc)+ET126-1(Tc)は、「懐かしの新潟色」にラッピングされて、 他編成と共に妙高はねうまラインで運用、早朝、深夜には、信越本線長岡まで乗り入れています。 また、検査をJR東日本長野総合車両センターで実施するため、 しなの鉄道北しなの線妙高高原〜北長野も客扱いはしませんが自走で車両センター入退場をしています。
 ET127系は、JR時代から前面スカートが大型化されたぐらいで、大きな変化・改造はありませんので、 トップナンバー 「クモハ127-1・クハ126-1」 も合わせてご覧ください。
 えちごトキめき鉄道は、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」運転や直江津運転センター内に 「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」を開業し、413系・455系観光急行を走らせたりする乗って楽しむ鉄道会社です。 まだまだ、色々な企画を考えているようで、再度行きたいと思っています。
(2023年1月 T・O)

ET126-1(写真左)は、リベットも再現をしています。 このリベット一個一個貼り付けで、どうのように作業したか気になります。 ET127-1(写真右)には、再現されていません。
2022年11月 6日 直江津駅
JR東日本からえちごトキめき鉄道に譲渡されたと聞くのですが、 何故か所有者を表す銘板が残っていました。 撮影:H・T
2022年11月 6日 直江津駅

一般車の外装です。写真は、V2編成。手前はET126-2。
2022年11月 5日 直江津運転センター