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6500形6501-1を先頭に、西高島平へ向かう各停です。顔の四角さが目立ちます。 最近、行先や列車種別はフルカラー表示に改造され、綺麗に写るようになりました。 |
2025年10月13日 武蔵小杉〜新丸子 |
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6501編成の日吉方先頭車、6501-8です。 今年の初め(2025年1月)に撮影した写真ですが、この時は、 まだフルカラーLED改造をされていませんでした。 |
2025年 1月 5日 田園調布〜多摩川 |
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近畿車両で製造、EF65に牽引され越谷貨物ターミナルへ向かう6500形6501編成です。 なお、越谷貨物ターミナルから志村車両検修場までは、 深夜大型トレーラーで一般道を陸送されました。 この頃は、東海道線の甲種輸送はJR貨物新鶴見所属のEF65(この時は EF65 2096) が牽引をしていました。懐かしい写真となりました。 |
2020年 11月 1日 二宮〜大磯 |
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甲種輸送時には、前面に汚れ防止カバーが付いています。 |
2020年11月 1日 二宮〜大磯 |
関西の私鉄の車両は各社の特徴が維持されていることが多いですね。 それに対して関東の私鉄はJR東日本の209系以来のステンレス車か、 日立のアルミ車の基本設計を活用していて独自色が薄れていますね。 そんな関東にあって都営地下鉄は不思議な存在です。 都として共通の特色がない、線区ごとの共通の特色もないけど、 他社にはないデザインの車両を揃えています。 今月の友情出演は、そんな都営地下鉄から三田線の6500系をご覧ください。
(2025年10月 H・T)
今回のトップナンバーは、 2020年(令和2年)に誕生した都営地下鉄三田線用の6500形6501-1です。
三田線用の車両としては、6300形3次車を2000年(平成12年)に増備していますので、 20年ぶりの新車となりました。ただ、試験を実施したため、営業運転が開始できたのは、 2年後の2022年(令和4年)5月14日からです。
6500形は、三田線と相互乗り入れを行う東急目黒線が相鉄新横浜線・ 東急新横浜線開業により8両編成化されることから、8両編成として登場しました。 6300形の登場から20年以上が経ち、周りの環境や技術革新が進んだことから、 ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、全ての車両にフリースペース、 乗降口脇のスペースを拡大、吊革や手摺りの見直しがなされています。もちろん、 VVVFインバータ制御を採用、車内照明もLED化され、都営地下鉄としては、 初採用となった走行中の車両各装置の動作情報を車両基地に伝送する車両情報管理装置の導入も行いました。
なお、6500形登場時には、6300形の1次・2次車を廃車して、 その一部を3次車に組み込みをし、6両編成を8両編成とする案があったようですが実施されていません。 そして、2025年2月に発表された「東京都交通計画 2025(案)」には、6300形3次車の11編成を、 6500形11編成に更新する記されていました。また、 入札の結果これまでの近畿車両で製造された13編成とは異なり、総合車両製作所で製造される予定です。 小田急の通勤車両 3000形(2代目、初代は特急SE車)と同じようにメーカー交代で側面客室窓形状が モデルチェンジされたのと同じように変更されるか興味があります。
(2025年10月 T・O)
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