トップナンバーアルバム

平成22年6月13日  荒川車庫前


 トップナンバーシリーズは毎月アップの方針なのですが、 10月にバタバタして間に合わなかったので年末に追いついておこうと思います。
 客車ファンの私としては、対象の現役客車が減ってしまいテンションも下がり気味。 これではいかんと、苦手な早朝に「あけぼの」狙いで尾久に通うようになりました。 今時、一度に何本も、何十両も客車の写真が撮れる訳もなく、 さりとて尾久まで出かけるのだからそのまま撤収も勿体無いと。 地図を広げてみると荒川線が尾久の近くを走っているではありませんか。 荒川線も早稲田側はともかく、 大塚から三ノ輪橋側はもう1つ土地勘がなかったので新鮮な発見でした。
 さて、8500形は平成2年(1990)に28年ぶりの新車として登場、 平成4年と5年に2両づつ増備され総勢5両の所帯です。 窓を大きくとり軽快なデザインにカルダン駆動、VVVF制御、 単行にもかかわらず電気指令ブレーキが採用されています。 荒川線はホームを高くしたのでステップがないデザインは路面電車としては異色ですね。
 8500形以前の荒川線は形式も少なくどちらかと言えば地味でしたが、 その後の新製はレトロ調の9000形、そして8800形、 8900形とモデルチェンジが繰り返されたので7000形と合わせて5形式になり賑やかになりました。
(2015年12月 H・T)


この日の「北斗星」はカシオペア色のEF81 79でした。  平成22年6月13日  尾久