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天王町駅へ進入する7001他8連の各停   2004.4.16 撮影


 いまや相鉄も大手私鉄! もっとも最近は春闘が静かなので「大手私鉄」 の文字を見る機会が少ないですね。 今月の友情出演はそんな相鉄の7001の追跡ルポ(?)をお楽しみください。
(2005年11月 H・T)
 相模鉄道の7000形は1975年(昭和50年)9月に登場しています。 下回りの機器は新6000形と共通ですが、更新車の2100形(元2000形)、 5100形(元5000形)と同じアルミ車体となっています。 しかし、ヘッドライトやナンバープレートの位置、車体側面の赤帯の太さ、 ベンチレータなどに違いがあります。
 この7001は、1983年(昭和58年)に落成しています。 それまでは両端制御客車+中間電動車の2M2Tを基本とした8連、 Tcを外した7連で運用されていましたが、 急行10連化運用の拡大に伴い6M4Tとするために製造された車輌です。 相鉄は6000形以降、「どのようにでも」組成できる編成を基本としていたので 増備は中間のMM'ではなく、McM'となったようです。 ちなみに、相鉄では形式番号百番代が車種を表しており、“500”は海老名側 Tc、 “700”は横浜側 Tc、“100”と“200”が中間電動車(その後“300”も登場)、 “600”は付随車で、制御電動車が“000”のため、8年後の登場となりました。
 撮影した日はモハ2000形生き残りであるモニ2000形を撮りに相鉄へ出かけたのですが モニはかしわ台の車庫に居て撮れませんでした。しかし、 7001が各停運用についていたので写真に収めました。それから一年半経ち、モニ2000形、 ED10形置き換え用の700形への改造で今年10月に東急車輛へ旅立ちました。
(2005年11月 T・O)



廃車され車籍はないがパンタを上げ今にも走りそうな 5053他。
赤帯、ベンチレータ、ナンバープレート位置などが違っています。   2005.10.19 撮影


改造のためEF65に牽引され東急車輛へ向かう7001+7134(茅ヶ崎〜平塚)  2005.10.21 撮影