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箱根登山鉄道の復旧記念で赤い1000形が新宿までくるというので出かけたところ、 いきなり5000形のトップナンバー編成に遭遇。 |
令和2年8月16日 相模大野 |
相模大野で見送ったあと急行で本厚木まで行くと引き上げ線から折り返すところでした。 が、何故か露出オーバー! フォトショップで修正するもお見苦しい写真となりました。 |
令和2年8月16日 本厚木 |
今年(2020年)3月から二代目5000形の営業運転が開始されました。 5M5Tの貫通10連、M車は5両とも1C4M制御でMMユニットではありません。 JR東日本の初期のVVVF車では4M6Tとしましたが、 電動車に不具合が生じて1ユニット開放した2M8Tではダイヤを乱すので、 抵抗制御車と同じ6M4Tに戻ってしまいました。 小田急方式だと1両不具合でも4M6Tですから、こののほうが合理的かもしれませんね。
両端とも先頭車はクハですが隣りのデハの番号プラス50としているようで、 新宿側先頭車が10号車でクハ5050形、隣りの9号車はデハ5000形、 小田原側先頭車は1号車でクハ5450形、隣りの2号車はデハ5400形です。 第一編成の新宿側先頭車がクハ5051ですが、 クハ5051という車番は二代目になります。 初代5000形は友情出演のT・Oが中間車 デハ5001を紹介しています。 なお、小田急では「系」ではなく「形」を使うんですね。
この二代目5000形の新製により1000形に廃車が出ています。 8000形ではなく1000形が先に廃車になるのは意外です。 小田急は昭和63年(1988)にステンレスの1000形を導入、 以降は平成7年(1995)の2000形、平成13年(2001)の3000形、 平成19年(2007)の4000形と小田急らしさをどんどん失っているように感じます。 この二代目5000形では出っ張らない雨どいの処理に最新の流行を取り入れていますが、 前面のデザインも含め全体の雰囲気はJR東日本のE233系にそっくりと思うのは私だけでしょうか。 東急6000系、京王5000系のような顔を採用しなかっただけでも良しとしましょうか。
(2020年9月 H・T)
私鉄各社にそっくりさんを生んでいるJR東日本のE233系です。 むやみに広い乗務員室を採用しないのは私鉄の良心かな? 平成27年(2015)7月13日 蕨〜南浦和