トップナンバーアルバム

西鉄千早駅に停車中の「にゃん電」ラッピングが施されていたモ601です。 番号はヘッドマークに隠れ見えません。
2019年12月14日 西鉄千早駅

西鉄千早駅に進入するク651+モ601編成です。 香椎地区副都心整備事業の一環で西鉄千早駅〜名香野駅間が連続立体交差化工事が施工され高架となり、 その時名香野駅は西鉄千早駅に改称されました。 なお、この区間は福岡市地下鉄との直通運転計画があるためにホーム延伸準備工事などが施されています。
2019年12月14日 西鉄千早駅


 西鉄には大学鉄研の同期が入社したのですが、今に至るまでどうも西鉄に興味が沸きません。 原因は電車のスタイルと色でしょうね。 そんなことで宮地岳線の軌間が異なることや、 本線と接続していないことなど今回初めて知った次第です。 今月の友情出演はそんな西鉄からモ601をご覧ください。
(2020年9月 H・T)
 毎年3〜4回以上は、「鉄旅」と称し色々な路線に乗りに行きましたが今年(2020年) はもう9月も終わろうとしているにもかかわらず、 5月に特急「サフィール踊り子」に横浜から熱海まで試し乗りしただけです。 新型コロナウィルス感染症で、行動パターンが大幅に変わってしまいました。
 今回のトップナンバーは、昨年12月に九州北部へ行った「鉄旅」の一コマです。

車内の形式番号板横にも猫イラストがあります。
2019年12月14日 西鉄千早駅
 宮地岳線は、津屋崎と西鉄新宮間が廃線となり、名前を貝塚線に改称し、 西鉄新宮と貝塚を結ぶ路線となったので久しぶりに立ち寄ってみました。 残された路線は住宅地を走り、朝のラッシュ時には通勤客で混雑しているそうです。 昔、私が乗った頃は、まだ300形や313形が走っており、3両編成もいましたが、 現在は2連の600形に統一されていました。 この路線、幹線ではないからか、西鉄になってからは、 新車が投入されずに大牟田線(現 天神大牟田線)からの転用車両などで賄われています。 もちろん標準軌の大牟田線とは軌間が異なるため台車を履き替えて、さらには連結器を、 トムリンソン式密着連結器から並形自動連結器に取り替えています。 元々は博多湾鉄道汽船によって開通した路線で、貝塚線が持つ歴史を感じることができます。
 さて、1962年(昭和37年)から1972年(昭和47年)の10年間にわたり、57両が製造されました。 現在使用されている600形は、 前述のように大牟田線で使用されていた車両で特急から普通まで幅広く運用され、 その後甘木線などへも転用されています。 現在の車両は、車体はそのままですが、台車、電気部品、電動機そしてパンタグラフは更新されおり、 今は貝塚線のみに9編成が在籍しています。
 モ601+ク651のトップナンバー編成は、 2018年3月から西鉄新宮駅がある新宮町が猫の島で知られる町内の「相島」 について情報発信するためにラッピングが施されて、「にゃん電」と名付けられています。 車外、車内には、猫イラストが貼られており乗って楽しい電車となっており、 貝塚線利用の際は是非とも乗車をお勧めします。
(2020年9月 T・O)


西鉄貝塚線600形の標準塗装は、クリームに赤帯です。 写真は、名島駅に進入するモ608+ク658です。
2019年12月14日 名島駅