作業員とバラストを乗せていますのでこれから保線作業に行くようです。
バラストの上に乗っているオバちゃん達がたくましく見えます。 1974年12月 筑紫〜津古
保線作業を終えて二日市に戻ってきました。パンタグラフを 載せた櫓の構造がよく判ります。
1974年12月 西鉄二日市
近鉄モ801に続くM・Nの追悼特集第2弾は西鉄の事業用車です。
大学の鉄研には博多出身の友人がいるのですが、M・Nと一緒にモト901の写真を撮ったことはないとのこと、
モトとは偶然に出会ったようです。
(2009年2月 H・T)
M・Nは先祖代々のお墓が九州にあり年に1、2回は家族で墓参りをしていました。
今回の西鉄モト901はその時に彼だけ?寄り道をして撮ったものです。彼の人生から鉄道は切離せません。
モト901は1924年(大正13年)に西鉄の前身である九州鉄道がモワ800(登場時はモワ100)と共に東洋車輌で製造した木造無蓋電動貨車です。
登場時はモト201でしたが200形が製造されるとモト601に、600形が製造されるとモト901に改番されました。
両端が運転室で、中央部にバラストなどを積めるようになっていましたが、運転室が狭く、
荷台に櫓を設置その上にパンタを乗せています。その後1977年(昭和52年)にモト902と組み2両固定編成化、
列車無線やATSも装備されましたが1985年(昭和60年)廃車されました。(2009年2月 T・O)