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急行として、橋本へ向かう6000系トップナンバー編成。手前がモハ6001です。 6000系は、車両故障時の冗長性を保つために高野線での4連単独運用はありません。 また、千代田検車区の配線上難波側が4連、橋本側が2連となりますので、 モハ6001のお顔を見ることができます。なお、南海電鉄で、現在活躍している唯一の片扉車です。 |
2024年12月 9日 住吉東駅 |
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住吉東駅の通過線を通る6907編成+6001編成です。先頭は、モハ6028です。 |
2024年12月 9日 住吉東駅 |
高校は東急東横線で通学していたのですが、ステンレス車に新しい技術を感じたものです。 でも、ステンレス車ばかりになっている現在の関東ではあの頃のワクワク感はありませんね。 南海電鉄が走らせ始めた帯無しの6000系を見ると妙に新鮮で若い頃を思い出させてくれます。 不思議なものですね。 今月の友情出演はそんな南海電鉄のモ6001をご覧ください。
(2025年3月 H・T)
今回のトップナンバーは、2025年度引退が決まっている南海電鉄モハ6001です。 学生時代の倶楽部OB会が、近鉄「楽」で近鉄名古屋駅から大阪上本町駅までの旅を開催しましたので、 参加いたしました。それだけではちょっと鉄分不足だったので、 翌日北大阪急行が延伸した千里中央から箕面萱野までの区間に乗車するなど、 久しぶりに関西の鉄道を満喫しました。その中で撮ったのが、 南海電鉄の高野線を走る6000系のトップナンバー編成である モハ6001+サハ6601(旧サハ6801:更新により番号変更)+ サハ6602(旧サハ6819)+モハ6002-クハ6907+モハ6028 です。
さて、6000系は、南海の4扉通勤車としては、初の高性能車で、 1962年(昭和37年)に東急車両製造が、アメリカ・バッド社のライセンス供与を受けて、 オールステンレス車体として製造した車両です。同じ年に、東急電鉄の7000系も製造されデビューしています。 東急7000系の方が営業運転が早いので、6000系は弟分となります。しかし、7000系の車長は18mなので、 20mのオールステンレス車体では日本初となります。 南海電鉄は、同時期に和歌山へ行く本線に7000系をデビューさせています。 ただ、こちらは鋼製車となっています。これは、ステンレス車体が踏切事故などで車体を損傷した場合、 修理が難しかったため、踏切が比較的少なかった高野線にはステンレス車、 本線は鋼製車と使い分けをしていました、この方針は、本線に9000系が登場するまで続けられました。 1985年(昭和60年)から、車体更新と冷房化改造が実施され、 バッド社の技術を用いたパイオニアV台車からミンデン台車へ交換されています。 学生時代から乗り慣れている東急7000系でも採用されていた車軸外箱にデイスクブレーキローターが設置されている特徴ある台車が、 姿を消してしまったことは、ちょっと残念でした。
2023年(令和5年)から6001編成と6907編成が、復刻塗装車として運行されています。 6000系は、廃車が始まっていますが、6905編成(クハ6905+モハ6016)が大井川鐵道に譲渡され、 南海電鉄で見ることができなくなっても、当分の間は静岡で動いている姿を見ることができます。
(2025年3月 T・O)
高野線の6000系だけでなく、和歌山方面へ行く南海本線にも、復刻塗装車がいます。 7100系のモハ7169+サハ7893+サハ7892+モハ7170です。なお、復刻塗装編成は、 この4連だけで、併結する相手は、一般塗装車となります。 2024年12月 9日 新今宮駅
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