2002年に箱根登山鉄道時代の塗装となりました。また、行き先の「石橋」も旧書体です。
2007年11月25日 浦上車庫
車内は座席を取り外しシートを引き、滑り止めの砂をいれてあるバケツが置かれています。
雨が降るなどして滑る情報が運転士から入るとすぐに出発するそうです。
2007年11月25日 浦上車庫
ふと振り返ってみると、最後に長崎に行ったのは、T・Oも一緒だった30年前でした。
この時は、長崎でカニ25形を撮りました。昨年の鉄ちゃん旅行には参加できませんでしたが、
T・Oはトップナンバーのネタをたくさん仕入てきたとか。まずは長崎編をご覧ください。
(2008年1月 H・T)
大学からの友人達との鉄ちゃん旅行は30年以上続いている行事です。
2007年は九州ブルトレが危ないと言うことで、
「はやぶさ」に乗って「なは・あかつき」を撮り
+2008年3月で廃止となる島原鉄道の島原外港〜加津佐間を乗ろうと言う企画でした。
その旅行の最後に長崎電気軌道へ立ち寄りました。長崎には仕事で15年前ぐらいに来たのですが、
その時は長崎電気軌道には乗らず、なんと乗ったのは1977年3月に卒業旅行で九州に来て以来30年ぶりでした。
もちろん、現在は3000形低床車などが活躍していますが、
200形(正確には201形と202形とに分かれるそうですが・・・)や
300形、500形も現役で活躍しており懐かしく思いました。
さて、この151ですが、元は1925年(大正14年)に製造の王子電気軌道の400形まで遡ります。
その後1942年(昭和17年)東京市に買収され100形に改番されて、
さらに1952年(昭和27年)箱根登山鉄道の小田原市内線(国府津〜湯本)に譲渡されています。
1956年(昭和31年)小田原市内線の廃止に伴い長崎に移った歴史ある車輌です。
その譲渡時に木造から鋼板張車体にそして前面5枚窓を3枚窓へ、
車体を11.8mから11mに縮める大改造を受けていますので、
1925年の車体が動いているという訳ではありません。
現在は営業運転から退き、坂の多い長崎だからこその滑り止めの砂を撒く仕事についていますが、
立派な現役です。
今回の訪問は長崎電気軌道の方々に大変お世話になりました。
突然の訪問にもかかわらず車庫内そして車内まで案内と車輌の説明を頂きありがとうございました。
(2008年1月 T・O)
箱根登山鉄道のモハ108も旧塗装となっています。 2005年1月26日 小涌谷