トップナンバーアルバム

後ろに見えるキハ20系・58系はすでに国鉄色から塗り替えられています。これは何色と言うのでしょうか。    昭和62年6月14日 盛

キハ202が主力でしたが、暖房が強力なことから冬季に使用することがあったようです。    昭和62年6月14日 盛

隣のナンバーが外された機関車はDD4341で昭和60年に廃車になっています。    昭和62年6月14日 盛


 昭和62年4月に国鉄は民営化されましたが、発足直後のJR東日本が乗り放題切符を発売しました(確か10000円)。 これを見逃す訳にはいかないと、大学鉄研の仲間と出かけたのが三陸旅行でした。 北上から釜石、三陸鉄道で盛、気仙沼から一関と回る、ほぼ乗り鉄という旅行でしたが、 盛で撮ったのが岩手開発鉄道のキハ301です。
 このキハ301は、旅客営業を廃止した夕張鉄道から昭和50年に購入しています。 元を辿ると、昭和27年新潟鐵工所で製造された夕張鉄道の自社発注車で、 国鉄キハ07形とほぼ同一設計の車両です。 岩手開発鉄道にはこのキハ301と自社発注のキハ202の2両が在籍していますが、 製造の新しいキハ202を主として使用し、キハ301は予備的存在だったようです。 平成4年3月末で旅客営業が廃止され、個人に売却されましたが、 引き取られることなく平成13年に解体されました。 (2017年9月 H・T)


主力のキハ202とDD5651が休む盛の機関区。キハ202は1番ではないが一形式一両なのでトップナンバーですね。  昭和62年6月14日 盛機関区