平成9年(1997年)6月15日 高槻市
阪急の6300系と言えば名車2800系の後任として京都線で活躍する特急車ですが、
迂闊なことにも最後の増備車の番号が異なることに気がついたのは最近のこと
でした。それまでは模型の広告で「6330」と表示してあっても、勝手に誤植と
思い込んでいたのです。
既に車齢は20年を越え、同年代のライバル京阪3000系は引退していますが、次世代の
9300系も運用増を補うにとどまっていますので、ここ暫くは元気な姿が見られ
そうですね。
(2005年1月 H・T)
6300系の性能は5300系と同等でしたが、
6330は既に登場していた7300系と同じく界磁チョッパ制御・回生ブレーキの省エネ車となり
編成もそれに準じています。
先頭車がMcとなったので6300番でも反則にはなりませんが、
やはりこれは7300系をロマンスカー仕様にした異端車なので飛び番号なのでしょう。
車内天井の見付け変更・ガラス窓部分が拡大された貫通扉・
施錠機能のついた補助椅子などにも6年振りの増備(84年製)の跡が見られました。
6350より番号が若いし1形式1両で注目度も高いのでトップナンバーに認定。
(2005年1月 M・N)