昭和52年2月17日 西鹿島の側線で待機しているモハ21。
当時は、西ヶ崎に工場があったので、現在のように車輌はいません。
また、手前には貨物(1976年廃止)の入換線跡が覗えます。
昭和52年の2月に鉄研の友人達と名古屋方面に出かけました。
この時に友人のT・Oが撮ったのが遠州鉄道のモハ21です。
「同じ写真があるでしょ?」と言われたのですが、
私のネガには遠州鉄道の姿は一コマもなし。
しかも、この2月には奥浜名湖で鉄研の追い出し合宿があり、
続けて名古屋方面に二度も出かけています。
いったい何の目的があって続けて同じ方向に出たのか全く記憶にありません・・・
(2005年7月 H・T)
遠州鉄道のモハ21は、当時流行っていた湘南顔を取り入れ1955年(昭和30年)に誕生した車輌ですが、
傾斜が足りないのか湘南顔には見えませんでした。
単行運転を考慮して両運でしたが、当初から2輌編成で運用されています。
最初はクハ71と組み、その後クハ83を連結しています。
晩年、30系の増結用として使用されたので、両運が活かされましたが、
昼間はご覧の通り、西鹿島で寝ていました。
1984年(昭和59年)に廃車となりました。(2005年7月 T・O)
昭和52年2月17日 静岡駅の元祖湘南形80系。
当時の静岡地区は80系が主体で12連が多かった。