トップナンバーアルバム

急行「もりよし」は、平日、8800形の1両運転ですが、土日、祝日は観光車両を連結し、2両運転となります。 この日は観光列車「秋田縄文号」に改装されたAN-2001を連結し運転をされていました。 しかし8月初めの大雨で鷹巣〜阿仁合間が運転が見合わせとなり、列車を利用するツアーが中止で、 ちょっと寂しい運転でした。
2022年 9月17日 戸沢〜上桧木内
急行「もりよし」として運行されるAN-2001+AN-8805です。 AN-2001には、天窓が設置されています。
2022年 9月17日 荒瀬〜阿仁合
AN-2001は、「日本宝くじ協会」からの寄贈された車両ですので、 社紋と形式番号の下に「日本宝くじ協会」が記されています。
2022年 9月17日 戸沢〜上桧木内


 鉄道趣味には色々な分野がありますが、私は乗りつぶしはついで程度なので、 秋田内陸縦貫鉄道も前身の阿仁合線、角館線も乗っていません。 しかし、今月はT・Oはじめ仲間達とトキ鉄に行き、 鉄印帳を買ったので秋田にも応援に行かないといけませんね。
(2020年11月 H・T)
 今回のトップナンバーは、前回に引き続き、秋田内陸縦貫鉄道の車両です。 AN-8801の項では、「秋田臨海鉄道特別公開 2022と奥羽本線秋田港貨物支線乗車の旅」に申し込みしましたが、 大雨で中止、秋田港貨物支線には乗車できませんでしたと、報告しました。 しかし、どうしても秋田港貨物支線には乗りたいと思っていました。 すると「びゅう」から「秋田港クルーズ列車と秋田総合車両センター(南秋田センター)で撮影&訓練体験ツアー」 という旅行商品が発売となり、早速申し込みしました。 申込が殺到し、倍率が高かったようですが、幸いにもツアー参加することができました。
 秋田港貨物支線は距離僅か 1.81km。それだけで「秋田行き」は、もったいないので、 秋田に一泊し、翌日、秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道の撮影をしています。 今回はその時に撮った秋田内陸縦貫鉄道の写真です。
 さて、AN-2001は、2000年(平成12年) AN-8900形をベースに新潟鐵工所で1両のみ製造されました。 転換クロスシート、天窓、運転室後ろにフリースペース、カラオケ設備、 冷蔵ショーケースを備えた団体専用車両として誕生しています。 2021年(令和3年)に、沿線の縄文遺跡群をイメージした観光車両「秋田縄文号」へリニューアルされています。
 秋田内陸縦貫鉄道は、第三セクター化された1988年にAN-8800形を、 全線開業した1989年に急行用としてAN-8900形、そして2000年にAN-2000形を投入していますが、 その後は新製車がありません。新製車を投入することが検討されたようですが、厳しい経営状況で断念し、 既存車両のリニューアルとなりました。また、自然災害も重なって、 今年(2022年)8月の豪雨災害で鷹巣〜阿仁合間が運転見合わせとなっていますが、 新製車が投入できるような復活を期待しています。
(2022年11月 T・O)

阿仁合にある車庫には、既に廃車となったAN-8901とAN-8904が留置されています。 写真はエンジンが下されたAN-8901で、右にチョット見えるのがAN-8904です。
2022年 8月 2日 阿仁合車庫
定番の撮影地へも行きました。写真は、阿仁川を渡るAN-8807です。
2022年 9月17日 萱草〜笑内
もちろん、秋田港駅→秋田駅の臨時列車にも乗車しました。 使用されていた車両は「リゾートしらかみ 青池編成」(初代)だったキハ48 533+キハ48 540です。
2022年 9月16日 秋田港駅