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昭和49年8月28日  122レ  鴬谷



デッキのステップは独特な形状です。 また、台車はTR34のフレームに平軸受を組み合わせたTR23Bを履いています。
 前回は鴬谷で撮影したマニ24形をご覧いただきましたが、学生時代は鴬谷にはちょくちょく行ってました。 当時は東北本線、高崎線、常磐線の普通列車に客車列車が残っていましたし、 朝は夜行急行・特急を見ることも出来たものです。
 この日は鴬谷で半日ねばっていましたが、 ゴハチ好きの友人から「古い郵便車がつながっていたよ」と情報があり、 122レでは福島のスユ37形、それにスハ33形が目玉でした。
 さて、スユ37形は、昭和24年に製造された郵政省所有オユ36形に電気暖房を取付け、 重量増から形式がスユ37形となったものです。 昭和24年にはスハ42形が新製されていた年ですので、車体は同様にきのこ折り妻です。 製造所は日車支店なので、 スハ42形の例からすれば屋根は鋼板屋根が妥当なところですがオユ36形はキャンバス屋根でした。 このあたりは追加調査の必要がありそうですね。
(2010年7月 H・T)