2003年11月15日 東北本線・金谷川−松川 3086レ
最近の東北本線・交流区間での撮影と言えばお目当てはED75なのですが、
そこで掃いて捨てるほどやって来るのがEH500牽引の貨物列車です。
お目当ての列車以外も可能な限り撮るというのが私の方針で、
それに基づきEH500も撮ってはいるのですが、
さすがに大幹線だけあって貨物列車も半端な数ではありません。
撮影行を重ねるにしたがいEH500の写真も増殖をつづけ、
パソコンの中で「ハードディスクの肥やし」状態になりつつあります。
その中から先日は「北の赤い電機」の続編でEH500を紹介しましたが、
今回はTopnumberAlbumでもEH500を紹介することにします。
EH500は老朽化の進むED75の後継機関車として1997年に試作機の901番が製造されました。
その試作機での試験結果を基に2000年3月に量産機としてこのEH500-1が製造されました。
外観的に1番と試作機を比べると、試作機が明るい赤を基調とした塗装であるのに対し
1号機では少し暗めの赤を基調としており前面の塗り分けも異なっています。
また、側面の採光窓やルーバーの形状・個数なども変更されています。
さらに、3番から9番までの二次形と呼ばれるグループではヘッドライトの位置が上に上がり、
10番以降の三次形では塗装色が明るい赤に戻っています。
(2009年9月 T.O@管理人)
試作機の901番が牽く3087レ 東北本線・杉田駅