1976年6月27日 信越本線 横川−西松井田
EF62は碓氷峠の粘着運転化用にEF63と共に開発されました。
EF63が補機専用機であるのに対し、EF62は碓氷峠前後の区間を直通する機関車として設計され、
碓氷峠ではEF63と協調運転が可能となっています。
碓氷峠以外は線路規格の低い信越線を走るため3軸ボギー台車を採用し軸重の軽減を図っています。
EF621は1962年に試作機として川崎車両で製造されました。側面屋根肩部に明かり窓がない点と
側面エアフィルターの形状が2号機以降の量産機と異なっています。
EF621は現在、横川の「碓氷峠鉄道文化むら」に保存されています。
(2006年10月 T.O)