1977年10月8日 東海道本線 金谷−島田
EF65PFの牽く上りブルートレインを撮影していたときEF58のトップナンバー
が荷物列車を牽いてやってきた。山陽や東海道で58のトップナンバーは何度か目に
しているが、まともに写真が撮れたのは結局この一枚だけであった。
EF58が最初に登場したのは昭和21年10月30日ですが、落成第一号は川崎車輌製の21号
機でした。日立製の1号機は、それから遅れること約4ヶ月の昭和22年3月に落成し
ています。もちろん当初はデッキ付きの旧車体でした。旧車体時代は東海道の他、高
崎・上越線で使用されたようです。
デッキ付きで登場したEF58(1-34)のうち1-31号機は、昭和28年から31年にかけて
新型の車体への改造が行われました(32,33,34号機はEF18になりました)。1号機は昭
和30年に改造されています。改造後は東京機関区に配属されましたが、昭和31年に浜
松機関区に転属してからは、ずっと同区の所属でした。(S.N)