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トップナンバーが撮れたのは鉄研の合宿の時ではなく、 社会人になってからのことでした。 |
昭和55年11月20日 函館 |
このタキ8801は社紋が板に描かれています。 |
昭和55年11月20日 函館 |
鉄研の合宿の時に撮れたのはラストナンバーのタキ8804でした。 3両の社紋が微妙に異なるので、どれが正解なのか?と検索したのですが、 日本化学飼料という会社は既に消滅していて確認することが出来ませんでした。 |
昭和49年7月29日 函館 |
タンク屋しんちゃんこと吉岡心平さんが旅立ってしまいました。 高校の鉄道研究会で吉岡さんは私の一年上の先輩で、 以来私の趣味の師匠であり親分でした。 今月は追悼特集(?)として残り少ない貨車ネタからタキ8800をご覧いただこうと思います。
タキ8800形は昭和36年に5両が製造されています。 新製時の所有者は日本肝油販売、常備駅は稚内でしたが、 昭和42年4月に所有者が日本化学飼料株式会社、常備駅が函館になりました。 自重は17.3t、荷重は30t、上入れ下出しで専用種別は珍しい魚油です。 更に珍しいのはタンク体内部の仕切りにより2つに分けられていて、 ドーム、液出し管などを2組持っています。
2組並ぶ液出し管
昭和49年の大学鉄研の合宿が大沼で開催されました。 津軽海峡を渡るのは二度目ですが、一度目は高校の修学旅行でしたから趣味活動では初めての北海道でした。 北海道最初の函館ではスハ45形など北海道ならではの客車がぞろぞろ、 貨車もコラ1形、コム1形それにこのタキ8800形など撮影することができました。
吉岡さんからタキ8800形はタキ1500形と台枠構造やタンク直径が同じなので、 アダチのキットから作れるよと言われ、インパクト大のタキ8800形に挑戦したものです。 模型のほうは、いずれ模型のアルバムでご覧いただこうと思っています。
(2021年4月 H・T)