昭和61年11月30日 宇部港
博多出身の鉄研の仲間が地元で結婚式をすることになり、皆で博多まで駆けつ
けました。鉄ちゃん仲間で出かければ単に博多往復する訳がない。ということ
で、電化された筑肥線に乗り、動態保存されたC57の写真を撮り、クモハ42に
乗ってきました。その道中で見つけたのがタキ29100でした。
タキ29100形は世界で初めてタンク体にアルミクラッドを採用した35トン積み
濃硝酸専用車で昭和51年から27両が製造されています。後期型は妙にすっきりし
た外観になってしまいましたが、この前期型は前年に製造されたタキ29000とも
どもゴツゴツした外観が気にいっています。もっともその分、模型化は難儀しそ
うですね。
(2004年1月 H・T)