平成5年11月21日 二本木駅
恒例になっている友人達との旅行で長野に行きましたが、
この地区は客車不毛の地区。唯一の客車列車は14系寝台車を使用した「ちくま」でした。
そこで日中はタンク車のメッカである二本木に足を延ばしてみました。
期待通りスイッチバックの二本木駅構内は化製品のタンク車で埋まっていました。
さて、タキ17600形は昭和45年に8両が製造された金属ナトリウム専用車です。
保温キセの下、タンクの外側には外部過熱管を持ち、
融点97.7℃の積荷を積んだあとは低温の油で冷やして固化して輸送するのが特徴です。
もちろん、下ろす時には高温の油で温めます。
(2005年5月 H・T)