昭和49年2月28日 東神奈川
東神奈川のホームで友人と荷物列車の写真を撮ろうと待っていたら、
貨物列車にこのタキ10000を見つけ、あわてて撮ったので少々流れていますが・・・
(言い訳、言い訳・・・)
羽沢経由の貨物線が大口駅付近で用地買収に難航し、
横浜駅の新設ホーム(現・横須賀線ホーム)に貨物新線の必要性を訴える大きな広告看板が
出ていたのも遠い昔のことになりました。
さて、タキ10000形は昭和38年に汽車会社が開発した軽量35t積石油類専用タンク車で、
タンク屋しんちゃん言うところの「10系タンク車」であります。
太いタンク体から腰高に見えるスタイルが特徴ですが、残念ながら10系タンク車は負け組となり、
今日に至るまで大型タンク車は異径胴タンクが主流になりました。
詳しくは「吉岡心平のホームページ」の外観研究室第106週、及び特別編173をご覧ください。
(2002年12月 H・T)