昭和48年1月 南浦和付近
東北本線、高崎線の列車を撮影中、通過する貨物列車の中に大型のホッパ車を見つけ
て撮影しました。その特異なスタイルと”カーボンブラック”という当時初めてみた
専用種別が印象的でした。
ホキ6900は昭和39年に造られた25t積みのカーボンブラック専用車で、昭和43年まで
に14輌が誕生しています。積み荷の比重が小さいためか25t積みにもかかわらず、我
が国のホッパ車中最大の容積を誇っていました。
なお川崎製の4輌(4,5,8,9)は形態が異なり、少し角張った形をしていました。昭
和58年9月22日、14輌全車が一斉に廃車となっています。(S.N)