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最近の若者の間で「麻雀」は人気がないそうですが、我々の時代は 「雀荘に出入りすることが大学生になった証」みたいな雰囲気がありました。 そんな訳で、我がノーブルジョーカーの集まり（これを総会と呼びます）も 後半は雀荘に場所を移したものです。
この雀荘には営業時間の規制がありまして、時間を気にせずに存分に楽しむには 旅に出るしかない（思考回路にかなり飛躍がありますが）と何度か麻雀を目的に出かけました。 この時は青梅線の御獄からケーブルカーで上がったところにある旅館に行きまして、 勝ち負けはともかく日の出を見た記憶だけがあります。
さて、その帰り道に撮ったのがこのホキ2500です。 ホキ2500形は昭和41年から製造されたホッパ車で、同系の私有貨車にホキ9500があります。 車体下半分の蓋の部分に丸い板が重ねて貼ってありますが、 これはハンマーで叩く時の補強兼場所指定の板です。 冬期、この蓋の内側に積み荷が凍結して張り付いてしまった場合には外からハンマーで 叩いて落とします。北海道のセキの側面がベコベコしているのはハンマーで叩かれた跡なのです。 （Ｈ・Ｔ）
