トップナンバーアルバム

E259系の「Ne001」トップナンバー編成です。 鎌倉駅には渡線がなく列車は一駅先の逗子まで行き、折返します。先頭はクロE259-1です。
2020年7月8日 鎌倉駅

クロE259-1の運転席部分。ここは253系からかなり変わりました。
2020年7月8日 鎌倉駅

「成田エクスプレス」ロゴは253系から引き継がれています。 連結間にはダンパを設置しています。
2020年7月8日 鎌倉駅

東京方のクハE258-1です。自動幌締結装置が設置されていることは253系と同じですが、 253系が非常用として幌連結をしていたのに対しE259系では、通路として使うようになりました。
2020年7月8日 鎌倉駅


 成田エクスプレスは最優先で運行する列車に指定されていると聞いたことがありますが、 E259系登場後はすっかり様変わりしてしまいました。 北総線経由の京成スカイライナーにやられてしまい、 そしてコロナウィルスで海外渡航が激減している今、 なんと朝晩以外は運休しているんですね。 今月の友情出演は、そんなE259系のクロE259をご覧ください。
(2010年8月 H・T)
 「Stay Home」が求められているこの頃ですが所用があり逗子まで行きました。 途中の鎌倉駅で上り側線に留置されているE259系を見ました。 3月のダイヤ改正で、鎌倉車両センターに入庫することなく、鎌倉駅側線に留置するようになったのかぁ、 と思いながら所用を済ませ戻ると、鎌倉駅の下り側線にも、 E259系のトップナンバー編成(Ne001)が止まっていました。 新型コロナウィルス感染症で需要が落ち込み、「成田エクスプレス」一部列車の運休を受けて、 鎌倉駅側線に留置することになったようです。 JRは、乗客が減少し経営に大きな打撃を受けていますが、現場も運用変更等で大変なようです。
 さて、E259系は「成田エクスプレス」として20年近く運用された253系の後継車両として 2009年(平成21年)に登場しています。 外装は、窓付近がグレーだった253系に対して、白をベースとし、窓周りを黒、屋根を赤としましたが、 253系のイメージは残っています。 しかし、前面は高運転台を採用し、貫通扉を黒としたので、 貫通扉が赤だった253系とは印象がガラッと変わりました。 車体は、最近のJR東日本の特急でも採用しているアルミ合金、制御方式はVVVFインバータ制御、 さらに車体間ダンパを設置し、乗り心地改善を図っています。 253系では、3両編成と6両編成が混在していましたが、オリンピック等で乗客増加が見込まれたことから、 E259系は全て6両編成となりました。
 当初は、運用に余裕があったことから「マリンエクスプレス踊り子」 としても運用されて伊豆急下田まで乗入れていましたが、 2020年3月ダイヤ改正で「成田エクスプレス」の運用が増えたことにより、 現在は「成田エクスプレス」運用のみとなっています。
 京成スカイライナーには、時間と運賃・料金で負けていますが、 池袋、新宿、横浜等と線路が繋がっており、需要はあるようです。 しかし、新型コロナウィルス感染症の影響で成田空港の利用者が9割以上も減って、苦戦しています。 新型コロナウィルス感染症が早く終息し、通常の姿となってほしいと願っています。
(2020年8月 T・O)

「マリンエクスプレス踊り子」に使用されたE259系。 前面に錨マークのシールを貼っています。Ne002編成で、先頭はクハE258-2です。
2014年3月29日 大磯〜二宮