トップナンバーアルバム

最後尾のクハ416-1


 このトップナンバーアルバムを連載するようになってから 妙に車両の番号が気になるようになりました。駅に停まっている車両や 踏み切りで目の前を通り過ぎる車両のナンバーについ目が行ってしまいます。 今回は東北本線のとある駅で電車から降りて出口へ向かう途中、 いつもの習性で見たナンバーの中にクモハ417-1を発見。 あわててカメラを取り出した時には既に電車は動き出しており 急いで撮影しました。クモハ417-1に続く2両はモハ416-1とクハ416-1で、 めでたく417系3形式のトップナンバーをゲットできました。
 417系は1978年に仙台地区の近距離輸送用に投入されました。 両開き2ドアで、ドア付近はロングシート、中央部はクロスシートという 気動車のような座席配置となっています。クモハ417+モハ416+クハ416の3両編成を 基本とし、5編成15両が製造されました。登場時は国鉄交直流近郊型標準色の 赤13号でしたが、現在は写真のようにアイボリーに緑の帯に変更されています。 (2004年11月 T.O)