トップナンバーアルバム

上野駅に顔を出していた頃は、アルバイトでホームライナー運用をこなしてから、 急行「能登」として上野を23:54に出発していきました。
2008年7月22日 上野駅

形式番号から雨水が入るため、この頃は傷んでいましたが、その後補修されています。 しかし撮る機会がありませんでした。
2008年7月22日 上野駅

この日は日本海側の大雨の影響で3時間遅れでした。クハ489-1は上りの場合長岡から「しんがり」を務めます。
2009年7月4日 西川口駅


 長野新幹線の開業が平成9年(1997)10月ですから、信越本線が碓氷峠で分断されて早14年。 山を降りた山男達も風前の灯となってしまいました。今月の友情出演はクハ489-1をご覧ください。 (2011年10月 H・T)
 JRに最後まで在籍した「こだま形」タイプのボンネット特急車両です。 2011年4月1日現在、トップナンバーを含むH01編成9両が金沢総合車両所に在籍をしていますが、 定期運用はすでになく、仲間も除籍され、さらに「さよなら運転」も行っていますので、 いつ廃車となってもおかしくない状況となっています。
 さて、489系は485系を横川-軽井沢でEF63と協調運転出来るようにした車両です。 この車両誕生により横軽を通過する「白山」などが8両から12両となり輸送力が向上しました。 489系は総車両数が180両と少ない割にバラエティに富んでいるのは485系のデザイン変更期に重なってためです。 このクハ489-1は1971年(昭和46年)製造でボンネットやキノコ形クーラーなど151系の面影をよく残していす。 急行「能登」として上野駅に顔を出していることに気がついたのは6、7年前、 さらにトップナンバーを見た時は想わず「おぉー」と言ってしまいました。 当時でも車齢は30年を超えていましたが、首都圏でまだ見られたことに驚きの念を持ちました。 なんとか、このトップナンバーは横軽の遺産とともに残して欲しいと思っています。
(2011年10月 T・O)


クハ489-1の反対側はクハ489-501です。 やはりホームライナーの ヘッドマークより急行といえど電照式のヘッドマークが似合います。
なお、クハ489の500番台はEF63との連結のため連結器カバーがなくブレーキホースと協調用ジャンパ栓が設けられています。
2009年7月4日 西川口駅