S51.3.11 松山駅
昭和51年には四国は既に無煙化が達成されていましたが、客車と気動車の宝庫で
した。特に気動車の荷物車・郵便車は四国でしか見られない形式が多く、訪れる
者の目を楽しませてくれたものです。
キニ15は昭和36年にキロハ18から2両が改造された荷物車です。切妻に3枚のガ
ラスを連続窓風に配したお顔は多度津工場オリジナルでなかなか軽快なイイ感じ
ですが、私は踏切事故対策の補強が好きになれません。
晩年には首都圏色の朱色5号で活躍したそうですが、昭和56年に廃車になってい
ます。(2004年3月 H・T)