昭和47年2月18日 新潟
残雪の米坂線を走る9600に堪能し、坂町・新潟経由で帰京する途中、
このキハニ15に出会いました。中間車を改造したこの手の荷物車といえば四国がメッカなのですが、
新潟にもいるとは知らずビックリしたものです。
このキハニ15は昭和39年にキハ18を改造して生まれ、昭和42年には和歌山から新潟に転じ、
昭和53年に廃車になりました。そう、一形式一両だったのです。
しかもキハ18の改造車はこれ1両きりで、中間車を改造した他の荷物車はキロハ18と
キハ19を種車としていたのは、この原稿を書きながら初めて知りました。
貫通扉の窓が上に寄っているのがチャームポイントですね。(2002年12月 H・T)