トップナンバーアルバム

大分駅で出発を待つキハ200-1(手前)+キハ200-1001。
2021年 4月18日 大分駅

キハ200-1001側からの見た写真。
2021年 4月18日 大分駅

キハ200-1がトイレ付、キハ200-1001がトイレ無しです。 形式番号は、JR九州独特の□で囲まれてはなく、やや小さめの表記です。 「JR」表記も形式番号のドア側に表示されています。
2021年 4月18日 大分駅


 JR九州は楽しい車両が多いですね。 キハ200には指宿枕崎線の「なのはな」で乗りました。 ただ、最近の大きな行先表示器は好きではないですねぇ。 今月の友情出演は、そんなJR九州のキハ200をご覧ください。
(2021年5月 H・T)
 最近は、新型コロナウィルス感染症対策から会食は避けなさい、と言われています。 そのことに従っている訳ではないのですが、 一人で車窓からの景色を見ながら一杯が多くなりました。 さらに色々な車両を見ると非常に美味しいお酒が呑めます。
 4月18日は、キハ183系「あそぼーい!」で災害から見事に復興した豊肥線に乗車し、 阿蘇の雄大な景色を楽しみながら一杯という計画を立てました。 まずは、熊本空港まで飛び、タクシーで肥後大津駅へ、そして「あそぼーい!」を待っていると、 隣のホームに立野方面から普通列車が到着しました。その列車は、 3月のダイヤ改正で佐世保車両センターから転籍し、キハ200系列では、 唯一「HUIS TEN BOSCH」仕様となっているキハ200-14+キハ200-1014編成でした。 これをきっかけにこの日は様々なキハ200を見ることができました。 「あそぼーい!」の乗車は、別府駅までを予定していましたが、 途中の三重町駅ではJR九州が運行する豪華寝台列車「ななつ星n九州」が停車中! ネットで調べると、「あそぼーい!」が大分到着後、10分余りで追いかけて到着します。 これは、初見山しなければと大分で途中下車して、 ホームで待つ間、隣ホームを見るとキハ200-1+キハ200-1001編成が停車していました。 この時は、ちょうど到着した特急「白いソニック」も885系トップナンバー編成でした。 また、キハ183系1000番台で運転の「あそぼーい!」も、国鉄が製造し、 JR北海道が引継いだキハ183系とは、全くの別物でJR九州のトップナンバーと言えます。 この日は、「トップナンバー」で美味しく呑めました。
 さて、話をキハ200系に戻します。キハ200形0番台と1000番台は、1991年(平成3年)、 福岡地区の非電化区間であった筑豊本線・篠栗線の快速列車用として登場しました。 当時は車体色から「赤い快速」の愛称が命名されています。 片運の転換クロスシートで0番台はトイレ付、1000番台はトイレ無しの2両でユニットを組み、 15編成登場しました。 その後、指宿枕崎線の快速「なのはな」や大村線経由で長崎〜佐世保間を運行する 「シーサイドライナー」にも投入されています。 さらにはキハ40系列置き換えを目的とした両運のキハ220形も登場しました。 現在は、先述のように長崎〜大村線〜佐世保間の運用は終了しましたが、 鹿児島本線、豊肥線、久大本線、指宿枕崎線など九州各地で運行されています。 塗装も赤、黄、青色などや転換クロスシート、 ロングシート仕様までバラエティーに富んだ車両となっています。
 今回、列車旅を楽しみましたが、新型コロナウイルス感染症の更なる広がりをみせ、 車窓で一杯も当面実施しないことにしました。「早く収まれ〜」
(2021年5月 T・O)

大分駅ではこのような並びを見ることができました。 右から「ななつ星n九州」専用牽引機DF200 7000、キハ200-1001、キハ125-113です。
2021年 4月18日 大分駅

「HUIS TEN BOSCH」仕様のキハ00-14+キハ00-1014。
2021年 4月18日 肥後大津駅

大分駅には、両運のキハ220-202もいました。 モデルチェンジをして、行先表示板が大きくなったり、前面窓にも変化が見られます。 ロゴも「220DC」となっていました。
2021年 4月18日 大分駅

当日乗車した「あそぼーい!」です。運転席周りや展望室屋根は、 洗車できないのか、汚れが目立ちました。
2021年 4月18日 肥後大津駅