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リゾートしらかみ・青池編成の中間車ですが、HB-E300-1なので HB-E300系列のトップナンバーとなります。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
もう一両の中間車は100番台で半個室を備えたHB-E300-101。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
青森・秋田(方転します)方の先頭車、HB-E301-1です。 ステンレス車体ですが初代のカラーイメージを踏襲した彩色です。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
東能代・弘前(方転します)方の先頭車がHB-E302-1となります。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
ハイブリッド気動車、パンタを下げて走ることができる電車など、 最近は従来の枠組みと異なる車両がでてきました。 新しいことをアピールする目的もあるのでしょう、 形式のつけ方も新しくなり年寄り鉄ちゃんには優しくないですね。
個人的にはハイブリッドが本当に省エネなのか?ちょっと疑問も持っています。 が、新しい次世代の技術に繋がる過渡期の技術として必要なのかもしれませんね。 今月の友情出演はそんなハイブリッド気動車をご覧ください。
(2020年4月 H・T)
最近は、新方式による駆動方式が登場し、 付与形式が国鉄が決めた形式から離れて色々な形式が登場してきています。 JR東日本に登場したハイブリッド式気動車も、 当初「キハE200形」と「キハ」を名乗っていますが、 以降のハイブリッド車両は「HB-EXXX」となりました。
HB-E300系は、2010年(平成22年)から運用され、 HB-E301-2+HB-E302-2編成が長野地区で、10月〜12月に開催される 「信州デスティネーションキャンペーン『未知を歩こう。信州』」に合わせ 「リゾートビューふるさと」として投入されました。 トップナンバー編成は、同年12月4日東北新幹線新青森開業ダイヤ改正で 「リゾートしらかみ・青池」で奥羽本線・五能線にデビューしました。 同時に、HB-E301-3/4+HB302-3/4の2編成が津軽線、大湊線、青い森鉄道線に 「リゾートあすなろ」として投入されています。
HB-E300系は、エンジンの動力は直接駆動とせず、発電機として使用、電力を供給、 または蓄電池に一旦蓄電し、組合わせて主電動機を駆動する「シリーズハイブリッド」 と呼ばれる方式で、小海線に投入されたキハE200形と同じです。 この方式は電車技術を利用できるメリットがあり、VVVFインバータ制御を採用したことを合わせ、 キハ40系列と比較すると燃料消費で10%、 排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)は60%の削減ができるそうです。 また、停車中や発車時の騒音が小さくなるメリットもあります。
2019年には新潟〜酒田間で運行されていた485系「きらきらうえつ」に代わり、 「海里(KAIRI)」として運行を開始しています。 製造コストは、従来車より高くなると思いますが、次世代型鉄道車両だと思います。
(2020年4月 T・O)
リゾートしらかみ・くまげらには、今もキハ48が使用されています。 手前からキハ48 703+キハ48 1521+キハ48 1503+キハ48 704。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
東能代駅ホーム待合室は、キハ48くまげら編成を模した建物です。 |
2019年12月1日 東能代駅 |
4号車キハ48 540を先頭に五所川原駅へ進入する初代のリゾートしらかみ・青池編成。 中間に挟まれていた2号車キハ48 1521はリゾートしらかみ・くまげら編成に転用されています。 |
2005年10月28日 五所川原駅 |