トップナンバーアルバム

鷹ノ巣駅を発車した秋田行き特急「つがる」。手前がクハE751-1。 4両編成に組み替えた時に方向転換を行い、クハE751形は青森方4号車となりました。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅

モハ751-101で、車端には業務用室があります。 4両編成化で、電動ユニットが100番台が残ったのは業務用室の有無だったのでしょうか。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅

モハE751-101とユニットを組むモハE750-101です。 写真の右側に見える車体は、モハE751-101の業務用室窓です。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅

秋田方先頭は半室グリーン車、クロハE750-1です。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅


 弘前といえば桜が有名ですよね。近くには大鰐温泉や太宰治の生誕地である五所川原があり、 観光地としての資源があるように思うのですが、 青森〜弘前〜秋田を結ぶ特急「つがる」は一日3往復しか走っていないのですね。 今月の友情出演は「つがる」で活躍するJR東日本のE751系をご覧ください。
(2022年12月 H・T)
E751系の塗装は、「みちのくの四季の彩り」をコンセプトに、車体の上部は白色、 車体の窓下から裾まで朱色とし、窓周りは、黒塗りの連続窓風、 窓上部に黄帯、下部に青帯を配置しています。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅

前照灯下に愛称表示器が設置され、「Tsugaru」となっています。
2022年 8月 2日 鷹ノ巣駅
 今回のトップナンバーは、特急「はつかり」用として、1999年(平成11年)に開発された車輛です。 当時、東北新幹線は盛岡までしか開通しておらず、東北・北海道を連絡する特急として485系の「はつかり」が、 盛岡〜青森(一部は青函トンネルを通り函館まで)で運転されていました。 485系はリニューアル(3000番台)もされましたが、老朽化が進み、 取替えを考慮した車両として登場したのがE751系です。 常磐線の特急「ひたち」などで使用されていた交直両用車両E653系をベースとして、 コスト低減を考え交流専用車両となりました。 なお、JR東日本管内の使用となるので交流機器は20kV/50Hzです。 また青函トンネル用ACTは搭載しておらず、2002年(平成14年)の東北新幹線盛岡〜八戸間開業では、 青函トンネル通過する列車は、JR北海道789系「スーパー白鳥」とJR東日本485系3000番台「白鳥」に任せ、 E751系は特急「つがる」へ転身、八戸〜青森〜弘前間運転となりました。 さらに、2010年(平成22年)12月、東北新幹線の八戸〜新青森間が延伸開業するとE751系「つがる」運転区間は、 秋田〜青森間に短縮されました。 そして電動ユニット2両を抜き、6両編成から4両編成に短縮されました。 この編成組み替えは、6ヶ月弱かかり、その間特急「つがる」は485系3000番台で運転されました。
 E751系は、アルミニュウム合金ダブルスキン構造で車体形状は、E653系と同じですが 多降雪地帯を走るために、前照灯、後部標識灯がE653系より高い位置となり、警笛も床上搭載となっております。
 JR東日本は、路線別収支が公表し、特急「つがる」が走る奥羽本線は、大幅な赤字路線です。 でも、走り続けて欲しいと思います。
(2022年12月 T・O)

秋田駅には特急「いなほ」に使われるE653系が乗入れています。 前面スタイルがE751系とE653系は異なります。 写真は、普通車からグリーン車へ改造されたクロE652-1004が先頭のU-104編成。
2022年 9月16日 秋田駅