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乗務員訓練のために、東海道貨物線を走るE261系のトップナンバーRS1編成です。 先頭車はクロE261-1。 |
2019年12月11日 国府津〜二宮 |
では、「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインをした各車の外観です。 |
1号車クロE260-1。下田側の先頭車で、プレミアムグリーン車です。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
2号車モロE260-101。4名と6名のグリーン個室をそれぞれ2室有し100番台となっています。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
3号車モロE261-101。4名と6名グリーン個室2室づつはE260形と同じで、 E260形とユニットを組んでいます。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
4号車サシE261-1。窓がない部分が厨房です。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
5号車モロE261-1。モロE260-1とユニットを組み、 予備パンタを備え、車椅子対応の座席もある3列グリーン車です。 なお、このユニットは7号車モロE261形200番台車のパンタが近づかないよう、 下田側にモロE261形を配置して、通常とは逆向きとなっています。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
6号車モロE260-1。3列シートのグリーン車です。 編成で最大定員の36名を収容します。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
7号車モロE261-201。モロE260形とはユニットを組まない1M車で、 200番台となっています。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
8号車クロE261-1。東京方の先頭車です。 |
2020年5月31日 二宮〜大磯 |
「スーパービュー踊り子」には乗らないまま、代替わりしてしまいました。 しかし更に高級化し、観光列車化した新しい特急には一抹の不安と不満も。 近年、鉄道本来の使命から離れて高級な観光列車が誕生していますが、 クルーズ船で生き残りを賭けた旅客船の姿が重なって見えます。 これも時代の流れだと思いますが、 移動手段として元気だった鉄道を知る者としては淋しさを感じてしまうのです。 今月の友情出演は、そんなサフィール踊り子をご覧ください。
(2020年6月 H・T)
華やかなデビューを飾るはずでしたが、ちょっと残念な結果に終わった特急車両です。 老朽化した251系「スーパービュー踊り子」に代わる特急列車「サフィール踊り子」 として2020年3月のダイヤ改正で登場しました。 運悪く、新型コロナウイルス感染症が広がり「緊急事態宣言」が発令され、 “外出自粛”が求められました。 初日こそ満席でしたが、次第に乗客が減り、土日、休日に運転する新宿発着の列車も運休となりました。 さらに感染防止のため、目玉だったサシE261のカフェテリアも営業自粛されてしまいました。 結果、4、5月は空気を運ぶような運転でした。
さて、E261系はJR東日本の「グループ経営構想 〜限りなき前進〜 」 で伊豆エリアの観光流動化の創造と地域の活性化を目的とし、開発・製造された観光特急列車です。 今までも、JR東日本のE6系「こまち」の車両デザインなどを行った奥山清行氏が率いる 「KEN OKUYAMA DESIGN」が、トータルデザインを担当して、 外観を「伊豆の圧倒的で雄大な自然」を表しました。 全車をグリーン車として、1号車は「プレミアムグリーン車」、 4号車にはカフェテリア(ヌードルバー)とした車両を連結しています。 E235系に続いて、大容量・高速、地上システムとの交信が出来る車両情報制御装置「INTEROS」を搭載、 主制御装置は、もちろんVVVFインバータ―制御、 フルアクティブサスペンション台車は全車が履いています。
(2020年6月 T・O)
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クロE260形の広々とした運転室。客室との仕切りは全面ガラス張りでサンがなく、 視界が広がります。(写真:クロE260-1) |
2020年5月20日 横浜〜熱海 |
客室入口よこにあるプレミアムグリーンの標記。(写真:クロE260-1) |
形式番号表記ですが、「クロ」の字体がチョット小さ目です。 |
2020年5月20日 横浜〜熱海 |
2020年5月20日 横浜〜熱海 |
プレミアムグリーン車の車内です。背もたれを倒す時に後ろの乗客を気にしなくて良い、 バックシェルタイプのシートが2列で並んでいます。 相模湾に面しない北側に通路を設けています。 |
2020年5月20日 横浜〜熱海 |
「サシ」標記での新車登場は久しぶりです。 |
2020年5月20日 熱海駅 |
残念ながら、この時はカフェテリアはお休みでしたが、サシE261形は、 2組のボックス席とカウンター席が準備されています。 |
2020年5月20日 横浜〜熱海 |
車内設備が良く、乗り心地も良い素敵な車両ですので、 新型コロナウイルス感染症騒動が一段落したら、 カフェテリアでくつろぎながら乗車してみたいと思いました。 |