平成15年(2003)12月20日 高松駅
中間車の6201
反対側先頭車の6101
大学鉄研の仲間のT・Oによる友情出演シリーズも回を重ね、幾つ目だったか数
えられなくなってしまいました。今回は3社の6001特集ですが、誰か東急の6001
を撮っていないのだろうか。
(2004年2月 H・T)
7時8分発の琴平行の発車直前の写真ですが、翌々日が冬至で日の出が最も
遅い時期でしたので、暗い中での撮影となりました。関東に住んでいる人間には
7時だと日の出後で明るくなっていると思っていたのですが、高松はまだ日の出
前でした。日本列島の長さを感じました。
これは私鉄的な付与体系をとっているJR四国の6001です。国鉄から引継い
だ111系の置換え用として、そして瀬戸大橋線にふさわく転換クロスシートの客
室設備を備えた車輌として、平成8年(1998)に開発されました顔つきは国鉄末期
の211系と同じですが、JR四国の8000系特急電車と同じVVVFインバータ制
御を採用しています。
無人駅での車掌業務円滑化のために、乗務員室後ろの出入口扉の片引戸採
用、中間車の車端部にもドア扱いできるように車掌コーナーがあるのが特徴と
なっています。
しかし、2編成しか製造されず、111系の置き換えにはJR東日本から譲り受
けた113系をリニューアルして使用することとなり、岡山までの運用も平成14年
(2002)3月に取止めており、現在は高松〜琴平・観音寺間の朝晩数往復だけの運
用でもったいないような気がします。
(2004年2月 T・O)