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323系トップナンバー編成です。手前がクモハ323-1となります。 |
2018年10月7日 大正駅 |
大正駅を出発したトップナンバー編成。最後尾はクモハ322−1。 |
2018年10月7日 大正〜弁天町 |
トップナンバーアルバムのE235系の冒頭でE231系、E233系、E235系の顔が案外と好き、 と書いたのですが、だいぶ改善されたとはいえ安普請な電車であることは誰も異論はないのでは。 そんなJR東日本の電車に対し、JR西日本は221系以降いい電車を投入していて羨ましい限りです。 今月の友情出演は、そんなJR西日本が投入した323系をご覧ください。
(2019年2月 H・T)
近年製造されるJR西日本の車両形式番号はプレート式です。 2018年10月7日 大正駅 |
JR東日本の山手線に投入されたE325系に対し、JR西日本は大阪環状線に323系を導入しました。 2013年(平成25年)JR西日本は『大阪環状線改造プロジェクト』を発表し 「安全・安心」「機器の信頼向上」「情報提供の充実」「人に優しい快適な車両空間」をキーワードにした車両です。
大阪環状線は山手線と異なりJRゆめ咲線(桜島線)、大和路線(関西本線)、阪和線・ 関西空港線からの直通列車が頻繁に運転されています。 JRゆめ咲線は大阪環状線と共通編成ですが大和路線からは221系、阪和線・関西空港線からは223系、 225系が乗り入れ、大阪環状線内運転の4扉通勤車103系、201系と221系などの3扉近郊形が混在し、 整列乗車が出来ず混雑に拍車をかけていました。 また、将来計画されているホームドア設置にも支障をきたすことから3扉通勤車として、 2016年(平成28年)12月、近畿車両で第1号編成が落成しています。
先頭部は、521系3次車、225系2次車、227系と同一形状ですが、 編成を連結しての運転がないことからJR西日本が開発した先頭車転落防止幌が設置されずスッキリとしています。 また、321系や225系などで採用されたオール電動車ですが、1車両中に動力台車と付随台車を配置し、 全車両に車両制御装置を搭載する「0.5Mシステム」となりました。 なおパンタとコンプレッサーはクモハ323形、モハ323形に装備しています。 車内は座席幅を470mmに拡大し、優先席には個別に肘掛けを設置するなど、 快適に乗車出来るような工夫をしています。 2018年度までに8両編成21本168両が投入され既存の201系(既に103系は、 2017年度で運用終了)が置き換える計画です。
103系、201系がいなくなることは、チョット寂しいのですが、 新しい車両で気分良く乗車出来ることは良いことと思います。
(2019年2月 T・O)
意味深な予告ポスターが貼られていました。 JR西日本の意気込みが感じられますね。 |
2015年1月13日 大阪駅 (撮影:H・T) |