オハフ33 3550
昭和58年春 富山駅  写真提供:海洋紀行(撮影:自由人さん)

昭和59年3月2日  富山駅  撮影:宇田 惣郷さん
昭和41年2月に大宮工場でオハ35 2955を改造。 車体は絞り折妻に鋼板屋根の組み合わせです。 コロ軸受けの台車を履いた車が1500番台とされたのですが、この車はTR23Gを履いています。 種車のオハ352955は平軸受のTR23を履いていたと思われますので、 緩急車化改造の前または同時にコロ軸受化されたのであれば番台分けに矛盾はありませんが、 TR23を履いたまま車体形状から1500番台が符番された可能性を否定できずにいます。 なお、同時期に大宮工場で改造されたオハフ33 3549もTR23Gを履いています。 緩急車化改造時に近代化改造を併施していますので、塗色は青15号、 車掌室窓は700 mm幅、照明は蛍光灯になっています。 画像が切れていますが、昭和40年度に近代化改造を受けていますので、 便所・洗面所の窓は2段中折れタイプです。 改造時の配置は富山、その後は移動することなく61年3月に廃車になっています。