オハフ33 1556
昭和52年3月16日 人吉 藤井曄さん撮影
昭和41年3月に小倉工場でオハ35 1187を改造。 コロ軸受のTR34を履いているので1500番台とされています。 種車のオハ35形は昭和22年日本車輛支店製、車体はきのこ折り妻の鋼板屋根です。 近代化改造を受けていないので車掌室の窓は1000mm幅の上昇窓のままです。 改造時の配置は門司港、47年度に熊本、49年度に人吉に移り、昭和54年10月に廃車になりました。

吉松〜人吉間の混合列車はダブルルーフ最後の営業車となったスハフ32形が有名ですが、 その後任としてオハフ61形が人吉に配置され、最後はオハフ33形が務めました。