オハフ33 1033
昭和49年7月26日  苫小牧駅  撮影:尾崎寛太郎さん   デッキドアの窓枠がないのは珍しいですね。また、デッキ下と車体中央には蒸気 トラップ、二重窓の様子や歯車式車軸発電機など北海道仕様の特徴がよく見えます。

昭和42年12月に五稜郭工場でオハ35 404を改造。 戦前製丸屋根車体で平軸受の TR23を履いているので1000番台とされています。 丸屋根車体ですから近代化改 造併施の対象ではありません(近代化改造そのものが41年度で終了していま す)。 塗色はぶどう色2号、便所・洗面所窓は上昇窓のまま、車掌室窓も改造さ れていません。 改造時の配置は室蘭、その後は全く移動せず、 昭和59年3月に 廃車になりました。