オハフ33 1003
昭和51年3月20日 高松運転所 永島文良さん所蔵
昭和40年2月に多度津工場でオハ35 259を改造。 平軸受のTR23を履いているので1000番台とされています。 種車のオハ35形は昭和15年日立製、車体は丸屋根でリベットがあります。 近代化改造を受けていないので車掌室の窓は1000mm幅の上昇窓のままです。

その後の体質改善工事で、客室窓のアルミ化、便所・洗面所窓の更新が行われ、 台車も円筒コロ軸受け化され、塗色も青15号になりました。 便所・洗面所部分のウィンドヘッダーが消えているのは多度津工場の体質改善工事の特徴です。 改造時の配置は高松、55年度に高知に移り、昭和57年8月に廃車になりました。